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CEOメッセージ

CEOメッセージ

株主・投資家の皆様へ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は、「世界から失明を撲滅する」というミッションのもと、創薬支援、自社創薬、医療機器開発と、バイオテック企業として、一歩一歩地盤を固めてまいりました。

1日でも早く、眼疾患でご不安を抱えている方々に、希望と安心、そして目が見える喜びと感動をお届けするべく、確固たる信念のもとに日々研究開発及びマーケティングに精力的に取り組んでまいります。

設立当初より、基礎研究と開発パイプラインの拡充進展に注力してまいりました。
現在は、エミクススタト塩酸塩、オプトジェネティクス技術による遺伝子治療薬、医療用機器の3つの領域を中心として、複数のプロジェクトを進めております。

⑴ エミクススタト塩酸塩について
現在の眼科網膜疾患治療では、主に眼内注射薬が用いられておりますが、目に注射器を刺すことに対する不安から、治療を受けることに抵抗のある方も多くいらっしゃいます。当社が開発しているエミクススタト塩酸塩は、飲み薬であるため、患者さんへの精神的負担がより少なく、より安全性が高い、革新的な治療法になることが期待されております。

⑵ オプトジェネティクス技術による遺伝子治療薬について
網膜色素変性症を対象とする遺伝子治療の研究開発を行っています。網膜色素変性症は世界で4,000人に1人がかかる希少疾病で、約150万人が罹患し、失明をきたす恐れがある遺伝性の網膜疾患です。また、米国では2017年に世界で初めて眼科の遺伝子治療薬ラクスターナが承認されました。薬価が両眼で9,600万円だったことも追い風となり、今後、高い成長が期待できる市場と言えます。当社の開発している遺伝子治療薬は、ヒトロドプシンを用いているため、安全性が高いことが期待されております。

⑶ 医療用機器について
在宅で網膜の病変を観察するため超小型光断層診断装置の開発も進めております。ネットを活用し、自覚症状の乏しい眼の病気の早期発見、早期治療を実現してまいります。早期発見はあらゆる網膜疾患の予後の改善に繋がると考えております。個別の患者さんに適した眼科治療を行うための医療機器の実用化を目指してまいります。 また、2018年より開発を開始した超小型光断層診断装置を応用し、2019年からは、宇宙で使うための超小型網膜診断装置の開発を NASA と共同で進めてまいります。宇宙空間での使用に耐えうることができるよう放射線対策を実施し、より高い解像度を有する装置を開発してまいります。この新たに開発する超小型網膜診断装置は地上でも、みなさまの眼科疾患の早期発見、早期治療に役立つと考えております。この開発を通し、当社は目が不自由なために数百メートル離れた眼科医にも診てもらうこと が困難な患者さんから、遠く2億キロ以上離れた宇宙飛行士まで遠隔で目の状態を検査することを目指します。

今後も社員一丸となり、事業に邁進する所存でございます。 皆様引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2019年4月吉日
窪田製薬ホールディングス株式会社
代表執行役会長、社長兼最高経営責任者
窪田 良 MD, PhD